ガーネットの種類っていっぱいあるんですよ

Green

下の写真は、2014年当時、ショップにあった宝石質のガーネット。
この頃は14KGFを使った宝石質の石も多かったんですよね。

質の良いモザンビーク産のガーネット。
この石にお問い合わせを頂いたことがありました。
これは、アルマンディンですか?と。

2014年のアメブロ記事より加筆転載です。

 

ガーネットってたくさん種類があるんですよね。

紫がかったロードライトとか、
オレンジ系のスペサルティンとか、
これがうんとオレンジならマンダリンと呼ばれていたり、
グロッシュラーでオレンジに寄るとヘソナイトだとか
グロッシュラーでもグリーンならツァボライトとか、
同じグリーンでも
アンドラダイトのグリーンならデマントイドだとか。

んもーね、大変な種類あります。
青以外は全て出ると言われるガーネットです。

アルマンディン 鉄礬柘榴石
パイロープ 苦礬柘榴石
スペサルティン 満礬柘榴石
アンドラダイト 灰鉄柘榴石
グロッシュラー 灰礬柘榴石
ウバロバイト 灰クロム柘榴石

上記が多分一般的な大枠、でしょうか。

このブログの一番上のアイキャッチ画像、ビーズのね、
あれはロードライトガーネットなんですが、
ロードライトは、アルマンディンとパイロープの中間の成分で
一般的なガーネットよりも、より紫みを帯びています。
ビーズだと厚みがあるので、一見しただけでは分かりにくいかもしれませんが、
光に当てると、明らかにワイン色ですよね。
ただ、アルマンディンガーネットというのが、本来純粋な状態では、
紫みを帯びたレッド、なのだそうですので、
ワイン色だから、イコール、ロードライトガーネットという訳でもないんですけどね。

そういう、コレとアレの中間、みたいなものも拾い上げたり、
鉱物名と宝石名とをきちんと分類しようと思ったりすると、
なんかもう、ヤダ!←みたいな感じになるんで(笑)
(ちなみに、ロードライトは宝石名)
有名どころをざっくり分かり易い感じで(^m^)

日本語名にすると分かりやすいのは、成分ですね。
ベースになっているのは、酸化珪素です。
そこに。

鉄礬なら 鉄とアルミニウム、アルマンディン
苦礬なら マグネシウムとアルミニウム、パイロープ
満礬なら マンガンとアルミニウム、スペサルティン
灰鉄なら カルシウムと鉄、アンドラダイト
灰礬なら カルシウムとアルミニウム、グロッシュラー
灰クロムなら カルシウムとクロム、ウバロバイト

鉄はそのまんま「Fe」鉄
クロムもまんま「Cr」クロム、ですけど、その他、

=アルミニウム Al
=マグネシウム Mg
=マンガン Mn
=カルシウム Ca

ってワケですね。
これなら、高校時代、化学はとっても悲しい成績だった
どこを切っても文系の私でも、比較的分かり易いのです(^m^)

で、これらの成分の混じり具合で、いろーんな色、
いろーんな種類になるんですね。
確認されているだけで、37種?38種?くらいって話です。

のでっ(笑)
代表的なのが上記6つ(ロードライトを入れて7つって話も)
そのうち主に日本で流通しているのが、
アルマンディン(ロードライト)、
スペサルティン、
アンドラダイト、
グロッシュラー の4種です。
パイロープは、ほとんどないらしいですよ。
肉眼で同じ赤系のアルマンディンとパイロープの違いを見分けるのは難しいし、
成分の混じりを正確に確認することもできませんから、
混じり込んでいる可能性はあるのかもしれませんが。
アルマンディンの場合はビーズレベルですと、
鑑別に出すコストをかけますぅ?という価格帯の石なので、
そこを調べる業者はいないんじゃないかなあ。
ジュエリーだったら別ですよ?
ウバロバイトはそもそも、宝飾品に加工するには、結晶が小さすぎるようで
ちびっこい群晶ドゥルージー状以外では、あまり使われない模様です。

ですのでビーズレベルでは、赤ければアルマンディンで、ほとんど間違いはないと思われます。
ロードライトの場合は、アルマンディンより価格が張りますので、
ショップ側でも、これはロードライトですよと、明記していると思います。

オレンジ色のガーネットもいくつかありますが、
マンダリンガーネットと呼ばれる鮮やかなオレンジ色のものは、
スペサルティンの一種で、これは私もカットされた宝石質以外は見たことないですね。

この写真下のネックレスのオレンジ色の石が、マンダリンガーネット。
めっちゃ美味しそうな石でした(^m^)
ちなみにピアスのオレンジはカーネリアンです。質感の違い分かるでしょうか。

ビーズでも流通しているオレンジは、グロッシュラーガーネットの一種で、
ヘソナイトといいます。和名、ヘッソン石。
へそ(笑)

この一番小さな6ミリの濃いぃオレンジがヘソナイトです。
紅茶色っぽいかもしれません。

グロッシュラーガーネットは他にも、グリーンが有名ですね。
ツァボライト。

50年ほど前、ケニアのツァボ国立公園で発見されたので、
ティファニー社によって、ツァボライトという宝石名がつけられました。
これも流通量が少ないので、ビーズレベルではキレイな緑色を手に入れるのは難しいですねえ。
写真のものは辛うじてピンが入る、ゴムは無理なツァボライト、
クラックも多めですが、この手の加工石では、質の高いものです。

以前お友達に、ツァボライトのキレイなグリーンのビーズってないんですか?
どんなに探してもみんな、お抹茶色(笑)なんだもの~と言われたことがあるんですけど、
うん、多分、そんなにキレイな色のツァボライトがあったら、
丸ビーズにはしないでしょうなあ、
宝石質のカットや加工をしてジュエリー行きですわな~、ですね。
丸ビーズで出回っているのは、お抹茶色、ちょっと枯れ入った草色、そんな感じでしょうか。

もひとつグリーンで忘れてはならない?のが、アンドラダイトの一種、
デマントイドガーネットです。
ツァボライトよりも明るい黄色みがかった、美しい黄緑色の石で、
これはマンダリンやツァボライトよりも、ずうっと希少、ジュエリー一択、高価!(笑)
実物も写真も持っていないので、画像検索してみてください。キレイなグリーンですよ~♪

そんな訳で、ガーネット。
その昔、ルビーは高価で簡単には手に入らないから、
同じ赤でも比較的安価なガーネットで、という広まり方をしたみたいですけど、
一口にガーネットと言っても、いろいろあって、
それぞれを単純にひとくくりには出来ない石だなあと思います。

それでもキレイな赤が欲しい時、お手頃で美しいものが手に入るのでオススメですよ♪

これも昔扱っていたゴールドフィルドのベゼルネックレス。

 

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