この記事は初出2020年。公式LINEで募集したブログネタありがとうシリーズです。
石について、タイトルのように、形状や色などによる違いの他、採掘や流通販売形態による違いなどもあるのかという点について、複数の方から複数のご質問を頂きましたので、まとめて書いてみようと思います。
もしかしたら、めっちゃ長くなるかも~なので、複数回に分けるかもしれません。いや、分けました。
そしていつものことながら、多々、私見が入りますよ。
石の形状について
原石のほうが強いのかというご質問もありました。
それについては強さというよりも、エネルギーの質という気がします。
自然のまま、人の手も意図も加えられていないものは、エネルギーもそのまんま。
粗削りかもしれないし、すごく強いかもしれないし、すごくのんびりかもしれない。
それもこれも自然のまんまですね。
厳密には人に採掘された時点で「自然界で結晶したまま」ではなくなっている気もするんですけど、そんな屁理屈はまぁ置いといて。
人が加工したもの、形作ったものは、そこに特定の形状を与えて何かを意図する、というのが少なくとも、というか、少なからず混じっている気がするんです。
そして石は、与えられた形がイヤだとか、気に入らないとか、全く余計なことしてくれてー、とかは一切ないからね(^m^) その与えられた意図された形のまま、素直にエネルギーを発している。
と、これは私自身がそう感じている、というお話です。
原石(クラスター等)
原石の場合は、先にも書いたように、石のエネルギーそのまま、自然のままの効果、と考えて頂くといいと思います。
元々強い石や穏やかな石というのもありますが、その自然のままのものが自然界にある時と同じように置いた場所や持った人に伝わっていく。
そういう感じですね。
水晶が分かり易いので例にとると、クラスターやポイントみたいな結晶であれば、その結晶の先からつんつくつんとかビシビシとか(笑)エネルギーが放出されています。
なので、プレスレット等を集中して浄化したい時などは、クラスターに乗せる、複数のポイントの先を向ける、オススメですね。
特にクラスターは各ポイントの先から、そこに集約されたエネルギーを発している訳で、方向性があるとは言え、それらが互いに常に浄化し合っています。よく言われる「水晶でブレスレットを浄化、ではその水晶は誰が浄化してくれるの問題」はクラスターに限っては意味をなしません。まあ、さざれだとて、せっせと洗えばいいだけですから。
この問題、そもそもご自分のところの”浄化用のなんたら”を売りたい人がそこに価値をつけるために言い出したお話だと、私は理解しているんですけどね(毒)
それでも、クラスターはポイントとポイントの間にホコリが入り込んだりしますので、たまに洗ったり満月にあてたりすると、すっきりさっぱり生き生きしますよ。
カチワリとかさざれみたいなものであれば、それぞれ個々に、人が体の周囲に纏うオーラと言った時にイメージできるみたいに、エネルギーを発している、でしょうか。
ポイントと違って、明確な方向性はない感じですし、クラスターみたいに一緒に置いてあるそれぞれを互いに浄化し合うってまでは、追い付かない感じかな。
けどこれも数とか容量による気がするので、一概には言えないんですよねえ。
ずっと以前、「私クラスターをひとつ持っているので、浄化は問題ないと思うんです」とお聞きしたことがありました。そうなんですねーと思ったんだけど、その方の身に着けられていた石は、そうですね、間違いなくくたびれていました。
ただ聞かれた訳でもないので、そこを敢えてツッコミはしませんでした。
後で何かの機会にうかがったところ、そのクラスターというのが、縦横4~3センチ四方くらいのアメジストの小さなクラスターだったんですね。そこにブレスレットを複数本置いておられたらしいんですね。う、うん…
人の感覚というのは、これほどに様々なんだなと思った一例でした。
アメジストが悪いわけではありません。
でも道具として使用している石の浄化には、私は水晶一択だと思っていますし、そうオススメしています。
なんというか、ちょっと違うんですよね、働きが。
そして何より容量です。
さざれもそうなんですけど、てのひら半分程度あるかないかくらいのものでしたら、毎日のように身に着けるブレスレット複数本は正直無理だと思います。単体なら1本がやっとというところでしょうか。
でもクラスターの大きいのは値段も張りますしね。
ですので、さざれ + クラスターとか、さざれ + カチワリとか、さざれ + スフィアとか、組み合わせて容量を増やす方法をオススメしています。
スフィア、丸玉
エネルギーを全方向に均等に拡散する、円満と万能の形と言われますね。
まあるく周囲を包み込むように包み込むように拡がってく感じがしますので、とっても適していると思うのは「場」に置くものとして、その「場」を調整するものとして。それが一番近いイメージかなあ。
リビングとか机の上とか、浄化用の石置き場のセンターにとか、少し大きめのものがひとつあると、とっても重宝します。
強いといわれる石だったとしても、スフィアの場合は、なんか優しいし、ほっとするような安定感があると思うんですよね。
私はスフィアフリークなので、あちこちに大小いっぱい置いてありますが、並んでるとみぃんなニコニコしています。ええ、イメージです(笑)
ハート
人の心、愛や幸せの象徴の形、希望や喜びや生命力などにも繋がるようです。
例えば大きめのローズクオーツなどは、女性が日々使う鏡の周辺に置いておくと良いと言われたりしますね。ご自身の美、美意識の向上に。
そういった関係のお仕事をされているサロン等に置くのにも、最適です。ハートじゃなくてもローズクオーツ自体そういう石なんですけど、それがハートであればなおさらと。
小さめのハートでしたら、心が何かを必要とした時、癒しだったり勇気だったり元気だったり、そんな時にそれぞれ対応するハートを握ってみる。手にして瞑想してみる。胸の上に乗せて眠ってみる。そういった使い方も良いと思います。
勿論、お守りとして持ち歩くのもいいですね。
ピラミッド
エジプトのピラミッドは、王の栄光や不滅の象徴として作られたという面と、宇宙と繋がる装置としての側面とがあるというのは、今ではもう当たり前のお話、でいいのかな。
宇宙と大地のパワーを集約して大きなエネルギーを引き出す、精神と肉体とを安定させ生命力や潜在能力を高めて、高いエネルギーを引き出す、と言われています。
ひと言で言うと活性化ですよね。宇宙や地球と繋がって、無意識の力を引き出す。あのー、アヤシイチカラを増強したい時とか、人によってはきっと役立つのではないかなあと…
エッグ
「生まれる」卵ですので、生命力、循環、再生、そんな意味が込められているようです。新しい自分に生まれ変わろうとする時や、子供の健やかな成長のお守りなどにも。
手頃サイズのスフィアもそうなんですけど、てのひらにぴたっと丸く収まる感じが、とても落ち着くんですよ、エッグって。
てのひらから、石のエネルギーを直接感じる練習にもいいんじゃないかなと思います。握った途端、来ますよ、じわじわジンジンと。
勾玉
陰陽、太陽と月、胎児、いろんなことが言われていて、きっとどれも「そう」なんだろうなと思わせる、三種の神器を持つ日本人にとって、身近でありながら神秘的な形。
魔除け、守護、武装、開運、生命力強化、分身。
全て「そう」なのだろうと思います。そして全て頭に「霊的」をつけてもいいんだろうな、この形は。
尻尾の先を自分に向けると外から石からのパワーを取り入れ、尻尾を外に向けると、自分の中の余分な感情などを放出するらしいので、ぜひお試しください。
大きいものは、やはりちょっとご神体チックです。
宝珠
如意宝珠、摩尼宝珠などと呼ばれ、虚空蔵菩薩や地蔵菩薩が手にされているもの。あの「大きなたまねぎ」です。古いかもなあ、このネタは…
燃える炎の形(火 カ)と、したたる水の形(水 ミ)で、神を具現化したもの、密教では如来、宇宙そのもの、であるようです。
エネルギーの増強とか、良い縁を引き寄せるとか、願いを悉く叶えるとか、言われますが、神の具現化であれば、何があってもおかしくはないのでしょう。
形がかわいいからって、こんな真似をしちゃいけないのかもしれません…
(画像加工で目と口をつけた、元WEBデザイナーの出来心でございます)
宝石質のカット
これはもうただただ、美しさの追求じゃないかと思います。
もしかしたら調べれば、いろいろなカットによる意味なんてのもあるのかもしれませんが、それぞれの石の質に合った、それぞれが最も美しく見えるようなカットを先人達が考案して施してきた訳ですから、その美しさに価値を感じ、楽しむ、愛でる、そういうものじゃないかと思いますよ~。
こんな感じかな。
各種カービングに関しては、もういっろんなものがあり過ぎてよく分からなかったりしますm(_ _)m
でも最初に書きましたけど、形というのは、自然のものでない限り、人が手を加えて施したもの、というところにも大きなポイントがある気もしますので、人の願いも含めってところで受け取るといいんじゃないでしょうか。
ふんと思う人はそれでいいと思うし、素直に受け止めたいと思う人は信じればいいってとこかなあ。
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